アムネスティ・インターナショナルが12月に全世界で行なうライティングマラソンの情報をお届けします。
2013/01/25(金)13:54
以下はアムネスティ・インターナショナル国際事務局のブログ、Livewireを翻訳したものです。
原文はこちらから http://livewire.amnesty.org/2012/12/12/write-for-rights-2012dominican-republic-we-dont-live-we-simply-survive/

人権のために手紙を書こう2012
ドミニカ共和国:私たちは生きてはいません。ただ生きのびているだけです

2012年12月12日

現在も行方不明であるフアン・アルモンテの妻、アナ・モンティーリャからのメッセージ。フアン・アルモンテはドミニカ人権委員会のメンバーであり、2009年9月28日、ドミニカ共和国のサントドミンゴで仕事に向かう途中、彼が警官によって拘束されているのを目撃者たちが見たその後に行方不明となった。彼の家族は彼がどこにいるのか、また彼に何が起こったかを分からないままである。

私の名前はアナ・モンティーリャです。すべての失踪者家族と同じく、私の立場が何であるかを知ることは不可能です。私はまだ妻であるのか、それとも未亡人なのか分かりません。私たちの子どもについても同じです。父親がいるのかどうか分かりません。

私たちは対立する感情の中で暮らしています。彼が死んでいるのなら見つけられない方がたぶん良いと思います。死亡というよりも失踪の方が良いからです。しかしもし彼が生きているなら行方を知りたいです。私たちはいつでも彼の力になると言えます。そして彼が死んでいるなら、私たちは彼という人間にふさわしい教会葬をすることができます。

フアンは家族の大黒柱でした。彼が失踪したときすべてがバラバラに壊れました。私たちには財政的な問題と他の問題が起き始めました。

とても多くの質問に対する答えがないまま暮らし、ベッドへ行き、夜明けまで寝返りをうちながら頭をよぎる同じ質問をずっと考えるのです。なぜ?いつ?どうやって?なぜ彼を?なぜ私たちを?なぜこの時代にこんなことが起こったのか?と。

あなたは民主主義社会に生きていると思っています。私は自分の国は法の支配によって統治されていると、警察権力が司法を支配する警察国家ではないと思っていました。毎日のように無実の人も有罪の人も処刑される場所。犯罪行為を隠蔽するために、証拠をでっち上げ、報告書を捏造する場所。検察官事務所あるいは検察局は、お金がある、もしくは重要人物が関与している時だけ活動する場所。必要なものは政府での地位や治安機関にいるかどうかだけであり、好きなように何でもでき、法律を越えた状態でいることができるのです。

私たちは生きているとは言えません。毎日をそして特別な日を愛する人がいないままなんとか生きのびているだけです。正義を待つことを私たちは否定されています。ただ奇跡を待つだけなのです。

外国で暮らすことは恐ろしく感じます。なぜならこの事件に関係する手続きはすべて自分の国にいる私たちを拒否しているからです。しかし私は正義が世界のどこかに存在すると知っています。私はそれを見つけるつもりです。私は関わった人間が罪を償うように戦うつもりです、どれだけかかっても。

私たちは正義のための答えを捜し求めているだけです。私たちの国、とくにフアン・アルモンテの家族が真実を知ることができますように。

アナ・モンティーリャ
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://writingmarathon.blog88.fc2.com/tb.php/298-8043516e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
FC2カウンター

プロフィール

urgentaction

Author:urgentaction
アムネスティ会員のサノです。
主に大阪事務所でボランティアをしています。
fwht6821@mb.infoweb.ne.jp

月別アーカイブ
 | アムネスティ ライティングマラソンTOPへ | 
Designed by DAIGO / Material by ARCHIMIX